コロナ禍の移動制限がようやく解除され、いよいよ大好きな沖縄に行ける!と
喜んでいる方も多いと思います。
歴史と文化に育まれた美味しいお料理、そして泡盛が欠かせません。
泡盛は約600年前、南洋貿易によって蒸留酒の製法が沖縄に伝わり、
以来沖縄の人々に愛されきた日本最古の蒸留酒です。
九州へ広まった焼酎技術は、琉球王国から奄美大島を経て鹿児島へ上陸した後、
宮崎県や熊本県へ伝わっていったといわれています。
「春雨(はるさめ)」を造る宮里酒造を先日訪問してきたときの様子をご紹介します!
小禄(おろく)にひっそりと蔵が建っています。
初めての方は必ず道に迷います(笑)
▲創業は1946年。沖縄らしい赤瓦の屋根。
「皇室献上酒」に選ばれたこと。
「晩餐会の乾杯酒」に選ばれたことです。
兼ね備えています。
20年古酒や10年古酒はもちろん、
3年や7年でも他の蔵元を圧倒するクオリティーに達しています。
・造りのこだわり、美味しさの秘密について
小さな蔵元が圧倒的な美味しさを醸す秘密は
綿密な「酒質設計」「データ管理」に基づく「麹造り」にあります。
“麹造りのレジェンド”とも呼ばれる宮里社長(兼杜氏)。
培養時間を長くとり、独自の方法でしっかりと麹菌を生やした
「老(ひ)ね麹」に辿り着きました。
▲泡盛は黒麹菌を使用するのが特徴。黒麹は名前の通り、こんなに真っ黒!
細かな内容は書くことは出来ませんが、以前麹造りを見学した
国分酒造の安田杜氏(平成29年度現代の名工)が次のように語ってくれました。
「とにかく凄い麹を造っているよ。
設備は大手に敵わないが、それをすべてカバーして余るほどの麹だ」
・新しい取り組み「樽貯蔵」
まだ試作品の段階ですが、
2種類の樽貯蔵を始めていました。
近々、伊勢五本店から皆さんにご紹介できると思います。
詳細はその時のお楽しみで!
宮里酒造は、几帳面な宮里社長をはじめ
4人で醸す小さな蒸留所ですが、蔵内にはいつも張り詰めた緊張感に溢れています。
ジャンルに関わりなく、良い酒を醸す蔵で共通する空気感、蔵人の一体感を感じました。
最後に、宮里社長とご一緒した恩納村の産直市場 おんなの駅の
南国フルーツたっぷりのかき氷もご紹介!
ドラゴンフルーツやマンゴーがごろごろトッピングされた贅沢スイーツ。
沖縄へ行かれる際は皆さんも是非立ち寄ってみてください♪
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華やかな香りとトロリとした舌触り…
300本限定、無くなり次第終売です。
税込44,000円とお値段は張りますが、
さすが熱狂的ファンの多い春雨!
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